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めぐりあひて

二次創作ブログです。原作者様等とは一切関係ありません。

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どちらかというとサスケとサクラ?
サクラの心。また元の私たちに戻れると信じてる。








夢をみた。
夢で彼に会うのもとても久しぶりだった。

以前は、一緒に任務に行く夢を見た。
任務はCランクDランクのものばかりで。
心の余裕がある。
ナルトもカカシ先生もいて、4人でおしゃべりする。
でもときどき彼と2人きりになったりして、
私は笑顔で話しかけていた。
彼は、あまり喜怒哀楽を表に出さない。
でも、目を閉じてフッと小さく笑う。
そんな表情もまた好きだった。

けれど時が過ぎて、
少しずつ違う夢をみるようになった。
まだアカデミーにいた時、最初に話をした頃のこと。
まだまだ自分に自信がなくて、引っ込み思案だった私に少しだけ話しかけてくれた。
好意なんて持たれていないことはわかりきっていたけれど、
それでも私は彼のことが好きだと思った。
アカデミーの教室で、少し遠くから彼の姿を見つめていた。
窓から演習の様子を眺めたりした。
自分から彼にうまく話しかけられない夢。

今朝は、本当に久しぶりに彼を夢の中でみた。
でも、すごく遠かった。
崖の上で、彼が戦っていた。
相手はイタチだか暁だか大蛇丸だか、崖下にいる私はよく見えない。
私は手足も出せなかったし、声も出せなかった。
こわかった。
敵がこわいんじゃない。
彼と目が合うことが、こわくなっていた。
何もできない。動けない。
これじゃ昔の私と一緒だ。
また、足手まといでしかない私に逆戻りだ。



この3年間で私は力を身に付けてきたつもりだった。
成長したつもりで。
でもそれは、あなたの存在ありきだった。
あなたを木ノ葉に連れ戻したい。
認められたい。
そんな目標があったから。
でも、あなたに敵としての目しか向けられなかったのなら、
私はいったい、何を根拠に強くなったのか。
わからなくなってしまう。

涙が出てきた。
あぁ…私はやっぱり足手まといなのかな…。





「……」

「サクラちゃん!大丈夫か」


心配そうに覗きこむナルトの表情が、しだいにはっきり見えてきた。
あ…さっきの光景は夢だったのかって、その時わかって。
サスケくんが近くにいない現実に、切なくなるような。安堵したような。
「ありがとう」
夢からさめた瞬間、あの夜の言葉がふいに聞こえた。
木ノ葉にはもういない彼の、木ノ葉での最後の言葉。


「なんかすげぇ苦しそうな顔してたってばよサクラちゃん」

「ごめん、心配かけて」


大丈夫だから、といつも通り気丈に振る舞おうとしたけど、
ナルトが私の両肩にバンッと両手をついて、
まっすぐ見つめられた。


「なんかあったら俺に言えってばよ」

「…ありがとう」


私には、すぐ近くに支えてくれる人たちがいる。
私の目標は、まだ達成してない。
こわがってる場合じゃないんだ。
前に進まなきゃ。
たとえ拒絶されようとも、
この先敵として戦うことになろうとも、
私たちが第7班であったことに、変わりないから。
動機はそれだけでいい。


ナルト、サスケくん、
あなたたちが私を変えてくれた。
だから、今度は私が
サスケくんを変える番だ。

ナルト、こんな私だけど
今度は私も、一緒に戦ってくれる?

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